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<CD> パイロ / リュウズ  PYRO / REWS

¥1,500 税込

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獰猛でエネルギーに満ち溢れたオルタナ・ポップ・バンドが北アイルランド出身のショウナ・トーヒル率いるREWSだ。
音楽的に恵まれた環境で育ったショウナはギターやベースを手にする前、子供の頃からピアノやドラムスになじんでいた。ソロやサポート・ミュージシャンとして活動の幅を広げ続けたショウナが業界で頭角を現し始めたのはスノー・パトロールやワン・リパブリックらとのヨーロッパ・ツアーに参加してからのこと。
2015年、ついにREWSを結成。
その後、数えきれないほどのフェスティバルやツアーをこなし実績を積み上げた。特にヘイルストームとのやツアーはイギリス国内全公演のチケットをすべて売りつくすほどの人気だった。
そして、2017年にリリースされたのがこの『パイロ(Pyro)』…コレが大きな評判を呼んだ。
「素晴らしい!これぞ女性王家の血筋。並みハズれている!もしREWSを見るチャンスがあれば…行くべし」とはBBCのライターの評。
このアルバムの成功を経てREWSは早くもセカンド・アルバムをリリースしている。

*カタログ番号:R910005
*直輸入盤
*デジパック仕様
*収録曲
1. レット・イット・ロール(Let It Roll)
2, ハートを引き裂いて(Rip Up My Heart)
3. ヴァイオリンズ(Violins)
4. シャイン(Shine)
5. 殺しのあくび(Death Yawn)
6. 暗闇の中の孤独(Miss You in the Dark)
7. 貴方の涙(Your Tears)
8. ハジけます(We Eplode)
9. シェイク・シェイク(Shake Shake)
10.壁に向かって走れ(Running Against The Wall)

<SHIGE’S VOICE>
ショウナ・トーヒルはとても魅力的な人だ。「知っている日本語は2つしかないの!」と初めて会った時、挨拶もそこそこにショウナが口にした日本語は「ゲイシャとフジヤマ」だったか、「テンプラとスキヤキ」だったか…どちらだったのかは忘れてしまったが、さわやかな笑顔がケタ外れに印象的だった。
その後、ステージに上がったショウナは一変した。
テレキャスターをかき鳴らしMarshallから轟音を放ちながら絶唱する姿は「カッコいい!」のひと言に尽きた。
このバンド、すごく曲がいい。
「人と同じでは絶対に気が済まない」という気概がメロディの端々に現れている反面、キャッチーなパートをアッピールすることも忘れていない。
リード・チューンのひとつ「貴方の涙(Your Tears)」のサビの部分などはその精神が実にうまく活かされていると思う。
歌詞もストレートでシンプル極まりない。
しかし、一貫しているのはBBCのコメントにあるようにイギリス伝統の「ハード・ロック」の魂が根底に流れていることだと思う。
日本からはこういう女性ミュージシャンが出て来ることはまずもってムズカシイであろう。
聴いて育って影響を受けた音楽がまったく違うからだ。
 
ところで、1曲目のタイトル、「Let It Roll」は年季の入ったブリティッシュ・ロック・ファンにおなじみの字面だと思うが、コレは「うまくいくかどうかはわからないけど、とりあえずやってみよう!」という意味。

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