Marshallのレコード屋さんです。
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<CD> パイロ / リュウズ PYRO / REWS
¥1,500
獰猛でエネルギーに満ち溢れたオルタナ・ポップ・バンドが北アイルランド出身のショウナ・トーヒル率いるREWSだ。 音楽的に恵まれた環境で育ったショウナはギターやベースを手にする前、子供の頃からピアノやドラムスになじんでいた。ソロやサポート・ミュージシャンとして活動の幅を広げ続けたショウナが業界で頭角を現し始めたのはスノー・パトロールやワン・リパブリックらとのヨーロッパ・ツアーに参加してからのこと。 2015年、ついにREWSを結成。 その後、数えきれないほどのフェスティバルやツアーをこなし実績を積み上げた。特にヘイルストームとのやツアーはイギリス国内全公演のチケットをすべて売りつくすほどの人気だった。 そして、2017年にリリースされたのがこの『パイロ(Pyro)』…コレが大きな評判を呼んだ。 「素晴らしい!これぞ女性王家の血筋。並みハズれている!もしREWSを見るチャンスがあれば…行くべし」とはBBCのライターの評。 このアルバムの成功を経てREWSは早くもセカンド・アルバムをリリースしている。 *カタログ番号:R910005 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. レット・イット・ロール(Let It Roll) 2, ハートを引き裂いて(Rip Up My Heart) 3. ヴァイオリンズ(Violins) 4. シャイン(Shine) 5. 殺しのあくび(Death Yawn) 6. 暗闇の中の孤独(Miss You in the Dark) 7. 貴方の涙(Your Tears) 8. ハジけます(We Eplode) 9. シェイク・シェイク(Shake Shake) 10.壁に向かって走れ(Running Against The Wall) <SHIGE’S VOICE> ショウナ・トーヒルはとても魅力的な人だ。「知っている日本語は2つしかないの!」と初めて会った時、挨拶もそこそこにショウナが口にした日本語は「ゲイシャとフジヤマ」だったか、「テンプラとスキヤキ」だったか…どちらだったのかは忘れてしまったが、さわやかな笑顔がケタ外れに印象的だった。 その後、ステージに上がったショウナは一変した。 テレキャスターをかき鳴らしMarshallから轟音を放ちながら絶唱する姿は「カッコいい!」のひと言に尽きた。 このバンド、すごく曲がいい。 「人と同じでは絶対に気が済まない」という気概がメロディの端々に現れている反面、キャッチーなパートをアッピールすることも忘れていない。 リード・チューンのひとつ「貴方の涙(Your Tears)」のサビの部分などはその精神が実にうまく活かされていると思う。 歌詞もストレートでシンプル極まりない。 しかし、一貫しているのはBBCのコメントにあるようにイギリス伝統の「ハード・ロック」の魂が根底に流れていることだと思う。 日本からはこういう女性ミュージシャンが出て来ることはまずもってムズカシイであろう。 聴いて育って影響を受けた音楽がまったく違うからだ。 ところで、1曲目のタイトル、「Let It Roll」は年季の入ったブリティッシュ・ロック・ファンにおなじみの字面だと思うが、コレは「うまくいくかどうかはわからないけど、とりあえずやってみよう!」という意味。
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<LP> パイロ / リュウズ PYRO / REWS
¥2,700
猛でエネルギーに満ち溢れたオルタナ・ポップ・バンドが北アイルランド出身のショウナ・トーヒル率いるREWSだ。 音楽的に恵まれた環境で育ったショウナはギターやベースを手にする前、子供の頃からピアノやドラムスになじんでいた。ソロやサポート・ミュージシャンとして活動の幅を広げ続けたショウナが業界で頭角を現し始めたのはスノー・パトロールやワン・リパブリックらとのヨーロッパ・ツアーに参加してからのこと。 2015年、ついにREWSを結成。 その後、数えきれないほどのフェスティバルやツアーをこなし実績を積み上げた。特にヘイルストームとのやツアーはイギリス国内全公演のチケットをすべて売りつくすほどの人気だった。 そして、2017年にリリースされたのがこの『パイロ(Pyro)』…コレが大きな評判を呼んだ。 「素晴らしい!これぞ女性王家の血筋。並みハズれている!もしREWSを見るチャンスがあれば…行くべし」とはBBCのライターの評。 このアルバムの成功を経てREWSは早くもセカンド・アルバムをリリースしている。 *カタログ番号:R920002 *直輸入盤 *収録曲 *注:写真と異なり通常の黒盤となることがあります。 <SIDE A> 1. レット・イット・ロール(Let It Roll) 2, ハートを引き裂いて(Rip Up My Heart) 3. ヴァイオリンズ(Violins) 4. シャイン(Shine) 5. 殺しのあくび(Death Yawn) <SIDE B> 1. 暗闇の中の孤独(Miss You in the Dark) 2. 貴方の涙(Your Tears) 3. ハジけます(We Eplode) 4. シェイク・シェイク(Shake Shake) 5.壁に向かって走れ(Running Against The Wall) <SHIGE’S VOICE> ショウナ・トーヒルはとても魅力的な人だ。「知っている日本語は2つしかないの!」と初めて会った時、挨拶もそこそこにショウナが口にした日本語は「ゲイシャとフジヤマ」だったか、「テンプラとスキヤキ」だったか…どちらだったのかは忘れてしまったが、さわやかな笑顔がケタ外れに印象的だった。 その後、ステージに上がったショウナは一変した。 テレキャスターをかき鳴らしMarshallから轟音を放ちながら絶唱する姿は「カッコいい!」のひと言に尽きた。 このバンド、すごく曲がいい。 「人と同じでは絶対に気が済まない」という気概がメロディの端々に現れている反面、キャッチーなパートをアッピールすることも忘れていない。 リード・チューンのひとつ「貴方の涙(Your Tears)」のサビの部分などはその精神が実にうまく活かされていると思う。 歌詞もストレートでシンプル極まりない。 しかし、一貫しているのはBBCのコメントにあるようにイギリス伝統の「ハード・ロック」の魂が根底に流れていることだと思う。 日本からはこういう女性ミュージシャンが出て来ることはまずもってムズカシイであろう。 聴いて育って影響を受けた音楽がまったく違うからだ。 ところで、1曲目のタイトル、「Let It Roll」は年季の入ったブリティッシュ・ロック・ファンにおなじみの字面だと思うが、コレは「うまくいくかどうかはわからないけど、とりあえずやってみよう!」という意味。
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<CD> クリーヴ / セラピー? CLEAVE / THERAPY?
¥1,500
1989年結成の北アイルランドのTherapy?はこれまで15枚のフル・アルバムをリリースし、全世界で200万枚のセールスを記録している。 ニルヴァーナを筆頭とした90年代初頭のグランジ・ムーブメントに乗じて活躍したバンドのひとつであり、デビュー以降何十年にもわたって同様のトレンドや数えきれないフォロワーを生み出み続けて来たことはこのバンドの価値を証明している。 ブラック・サバスのようなメインストリームからキリング・ジョーク、ハスカー・ドゥ、バズコックスのようなチームの影響をも吸収し、絶え間なく音楽の幅を広げている。 メンバーは; アンディ・ケーンズ(vo/g) マイケル・マッキーガン(b) ニール・クーパー(ds) *カタログ番号:R910013 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. ベケットみたいにやっちまえ(Wreck it Like Beckett) 2. 悪徳政治(Kakistocracy) 3. 未熟(Callow) 4. 強制退去(Expelled) 5. 成功は生存なり(Success? Success is Survival) 6. 普通じゃいられない(Same Me from the Ordinary) 7. 松葉づえ(Crutch) 8. ひとり佇み(I Stand Alone) 9. ダムダウン(Dumbdown) 10. ノー・サンシャイン(No Sunshine) <SHIGE’S VOICE> 70年代のロックで育った世代にとっては過激というか、乱暴というか…。 ところがよく聴くと細かいところまで作り込まれていて、視点を変えて聴いてみるととても良質なハードロックに聞こえて来るから不思議だ。 長いキャリアはダテじゃない。 1曲目の「ベケットみたいにやっちまえ」のベケット…はじめ、暗殺されたカンタベリー大司教のトマス・ベケットのことかと思ったがそうではなく、アイルランドの劇作家サミュエル・ベケットのことだった。このベケットは同じアイルランド人で『ユリシーズ』の作者であるジェイムス・ジョイスと親交が深かった。 THERAPY?はかつて「Potato Junkie」という曲でこのジェイムス・ジョイスのことを歌っていた。 バンドのメンバーが読書家なのかは定かではないが、意外にこうしたアカデミックな一面がこのバンドの音楽の魅力の根底に流れているのではなかろうか?
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<LP> クリーヴ / セラピー? CLEAVE / THERAPY?
¥2,700
1989年結成の北アイルランドのTherapy?はこれまで15枚のフル・アルバムをリリースし、全世界で200万枚のセールスを記録している。 ニルヴァーナを筆頭とした90年代初頭のグランジ・ムーブメントに乗じて活躍したバンドのひとつであり、デビュー以降何十年にもわたって同様のトレンドや数えきれないフォロワーを生み出み続けて来たことはこのバンドの価値を証明している。 ブラック・サバスのようなメインストリームからキリング・ジョーク、ハスカー・ドゥ、バズコックスのようなチームの影響をも吸収し、絶え間なく音楽の幅を広げている。 メンバーは; アンディ・ケーンズ(vo/g) マイケル・マッキーガン(b) ニール・クーパー(ds) *カタログ番号:R910013 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. ベケットみたいにやっちまえ(Wreck it Like Beckett) 2. 悪徳政治(Kakistocracy) 3. 未熟(Callow) 4. 強制退去(Expelled) 5. 成功は生存なり(Success? Success is Survival) 6. 普通じゃいられない(Same Me from the Ordinary) 7. 松葉づえ(Crutch) 8. ひとり佇み(I Stand Alone) 9. ダムダウン(Dumbdown) 10. ノー・サンシャイン(No Sunshine) <SHIGE’S VOICE> 70年代のロックで育った世代にとっては過激というか、乱暴というか…。 ところがよく聴くと細かいところまで作り込まれていて、視点を変えて聴いてみるととても良質なハードロックに聞こえて来るから不思議だ。 長いキャリアはダテじゃない。 1曲目の「ベケットみたいにやっちまえ」のベケット…はじめ、暗殺されたカンタベリー大司教のトマス・ベケットのことかと思ったがそうではなく、アイルランドの劇作家サミュエル・ベケットのことだった。このベケットは同じアイルランド人で『ユリシーズ』の作者であるジェイムス・ジョイスと親交が深かった。 THERAPY?はかつて「Potato Junkie」という曲でこのジェイムス・ジョイスのことを歌っていた。 バンドのメンバーが読書家なのかは定かではないが、意外にこうしたアカデミックな一面がこのバンドの音楽の魅力の根底に流れているのではなかろうか?
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<CD> ヒット・ザ・グラウンド/グランド・スラム HIT THE GROUND / GRAND SLAM
¥1,500
シン・リジー解散後、フィル・リノットと曲を作り、そして演奏したローレンス・アーチャー。フィルの不慮の死はそのバンドGRAND SLAMを短命に終わらせたばかりでなく、現在に至るまでロック業界に大きな穴をあけたままでいる。 UFOの活動で名を馳せたローレンスだが、長年の間GLAND SLAMを再始動する闘志を 燃やし続けていた。そして…機は熟したのだ。 新しい体制のGRAND SLAMは誇り高きバンドの歴史を守りつつ将来を見据えている。自由、積極性、みなぎるアドレナリン…リノットとアーチャーの旧共作曲と現体制による新曲のコンビネーションは1984年のGRAND SLAM精神をそのまま引き継いでいるのだ。 メンバーは; ローレンス・アーチャー(g) マーク・ダイアー(vo) デイブ・ボイス(b) ベンジー・リード(ds) *カタログ番号:R910030 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. 懐かしの日々(Gone Are the Days) 2. ナインティーン(Nineteen) 3. ヒット・ザ・グラウンド(Hit the Ground) 4. ミリタリー・マン(Military Man) 5. Crazy 6. デディケーション(Dedication) 7. ロング・ロード(Long Road) 8. シスターズ・オブ・マーシー(Sister of Mercy) 9. 犯罪率(Crime Rate) 10.グランドスラム(Grandslam) 11.ロング・ロード(Long Road)―アコースティック・バージョン 12.シスターズ・オブ・マーシー(Sister of Mercy)―アコースティック・バージョン 13.犯罪率(Crime Rate)―アコースティック・バージョン <Shige’s Voice> 泣けた…このアルバムの1曲目を聴いた瞬間に45年前にシン・リジーを初めて聴いた時のことを思い出した。泣いたのは懐かしいからではない。ロックがロックであった時代のサウンドを守り続けている連中がいたことがうれしかったからだ。 ところが、1曲目の「懐かしの日々」はフィル・リノットとローレンス・アーチャーとの共作にあらず…アレ? この2人の共作は「ナインティーン」、「ミリタリー・マン」、「デディケーション」、「シスターズ・オブ・マーシー」、「犯罪率」の5曲。 どれもハードロックに適度な聴きやすさを溶け込ませた佳曲ばかり。もちろんその他の新制GRAND SLAMの作品も聴きごたえ満点。何しろ私なんぞは1曲目にダマされちゃったぐらいだから! 忘れてはいけないのはローレンスのギター・プレイ。とろけるようなMarshallの歪みサウンドにあまりにも何の飾りもないストレートなハードロック・ギター…コレで十分なのよ、いいロックを演るのは!やっぱりアンプは真空管でないとダメだよ。 加えて、身内とはいえこうした音楽を再び世に問うたMarshall Recordsに快哉の声を上げたい。 ところで「Hit the ground」とは自分が信じていることに一生懸命取り組むことを意味する。 CDではLP未収録の「Grand Slam」というインスト・ナンバー(コレがまたカッコいい!)と3曲のアコースティック・バージョンが収録されている。
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<LP> ヒット・ザ・グラウンド/グランド・スラム HIT THE GROUND / GRAND SLAM
¥2,700
シン・リジー解散後、フィル・リノットと曲を作り、そして演奏したローレンス・アーチャー。フィルの不慮の死はそのバンドGRAND SLAMを短命に終わらせたばかりでなく、現在に至るまでロック業界に大きな穴をあけたままでいる。 UFOの活動で名を馳せたローレンスだが、長年の間GLAND SLAMを再始動する闘志を 燃やし続けていた。そして…機は熟したのだ。 新しい体制のGRAND SLAMは誇り高きバンドの歴史を守りつつ将来を見据えている。自由、積極性、みなぎるアドレナリン…リノットとアーチャーの旧共作曲と現体制による新曲のコンビネーションは1984年のGRAND SLAM精神をそのまま引き継いでいるのだ。 メンバーは; ローレンス・アーチャー(g) マーク・ダイアー(vo) デイブ・ボイス(b) ベンジー・リード(ds) *カタログ番号:R920010 *直輸入盤 *収録曲 <SIDE A> 1. 懐かしの日々(Gone Are the Days) 2. ナインティーン(Nineteen) 3. ヒット・ザ・グラウンド(Hit the Ground) 4. ミリタリー・マン(Military Man) 5. Crazy <SIDE B> 1. デディケーション(Dedication) 2. ロング・ロード(Long Road) 3. シスターズ・オブ・マーシー(Sister of Mercy) 4. 犯罪率(Crime Rate) <Shige’s Voice> 泣けた…このアルバムの1曲目を聴いた瞬間に45年前にシン・リジーを初めて聴いた時のことを思い出した。泣いたのは懐かしいからではない。ロックがロックであった時代のサウンドを守り続けている連中がいたことがうれしかったからだ。 ところが、1曲目の「懐かしの日々」はフィル・リノットとローレンス・アーチャーとの共作にあらず…アレ? この2人の共作は「ナインティーン」、「ミリタリー・マン」、「デディケーション」、「シスターズ・オブ・マーシー」、「犯罪率」の5曲。 どれもハードロックに適度な聴きやすさを溶け込ませた佳曲ばかり。もちろんその他の新制GRAND SLAMの作品も聴きごたえ満点。何しろ私なんぞは1曲目にダマされちゃったぐらいだから! 忘れてはいけないのはローレンスのギター・プレイ。とろけるようなMarshallの歪みサウンドにあまりにも何の飾りもないストレートなハードロック・ギター…コレで十分なのよ、いいロックを演るのは!やっぱりアンプは真空管でないとダメだよ。 加えて、身内とはいえこうした音楽を再び世に問うたMarshall Recordsに快哉の声を上げたい。 ところで「Hit the ground」とは自分が信じていることに一生懸命取り組むことを意味する。 P.S:CDではLP未収録の「Grand Slam」というインスト・ナンバーを聴くことができます。コレがまたカッコいいのよ!
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<CD>オーディナリー・スーパーヒーロー/キーウエスト ORDINARY SUPERHERO / KEYWEST
¥1,500
フォーク、ロック、ポップの要素を巧みに混ぜ合わせた音楽をクリエイトする4人組のKeywestはイギリスとアイルランドにおいて、いくつもの賞を授かり、プラチナ・アルバムをリリースしているインディ・アーティストである。はじめは生活費と家賃を稼ぐために寒風ふきすさぶアイルランドの路上で演奏するストリート・バンドだった。 しかし、その状態での一番最初のパフォーマンスは何か特別なことが起こるであろう証明でもあった。それからバンドがひとたび演奏すると、どこでも大勢の観衆が集まり、道路を遮断してしまう騒ぎになるようになったのだ。アイルランドにおいてそのような現象が起こったのはU2以来のことだった。 Keywestは現在もっとも人気のあるインディ・アーティストであり、世界への進出を狙っている。 メンバーは; アンドリュー・カヴァナフ(vo) アンドリュー・グローバー(g) ジミ・ロック(b) ハリー・サリバン(ds) *カタログ番号:R910022 *直輸入盤デジパック仕様 *収録曲 1. あなたにすべてを(Somebody to Love) 2. セ・ラ・ヴィ(C’est la vie) 3. ボクじゃない(I’m Not Me Without You) 4. ドント・レット・ミー・ダウン(Don’t Let Me Down) 5. オーディナリー・スーパーヒーロー(Ordinary Superhero) 6. どうやって此処へ?(How Did We Get Here?) 7. 何を待つ(What Are We Waiting For) 8. 身にまとう愛(Wear Your Love) 9. これぞ傷心(This Is Heratbreak) 10. 血と汗と涙(Blood, Sweat and Tears) <SHIGE’S VOICE> タイトルは一種の撞着かな?「スーパーヒーロー」は絶対に「普通」じゃありませんから。 パッと収録された曲を見ると親しみやすい題名がチラホラ。 正直、私の人生ですすんで聴いたりすることのないタイプの音楽だけど、聴いていてとても気持がいいんだわ~。 しかし、この手の音楽をストリートで演っていたとはにわかには信じられないな。 このバンドも2019年の『Marshall Live』で拝見したが、まぁ、歌がうまいんだわ。若いバンドが出演する中、落ち着いた大人の雰囲気で異彩を放っていたのが印象的だった。 Marshall Recordsのすそ野の広さを見せてくれるようなバンド。
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<LP>オーディナリー・スーパーヒーロー/キーウエスト ORDINARY SUPERHERO / KEYWEST
¥2,700
フォーク、ロック、ポップの要素を巧みに混ぜ合わせた音楽をクリエイトする4人組のKeywestはイギリスとアイルランドにおいて、いくつもの賞を授かり、プラチナ・アルバムをリリースしているインディ・アーティストである。はじめは生活費と家賃を稼ぐために寒風ふきすさぶアイルランドの路上で演奏するストリート・バンドだった。 しかし、その状態での一番最初のパフォーマンスは何か特別なことが起こるであろう証明でもあった。それからバンドがひとたび演奏すると、どこでも大勢の観衆が集まり、道路を遮断してしまう騒ぎになるようになったのだ。アイルランドにおいてそのような現象が起こったのはU2以来のことだった。 Keywestは現在もっとも人気のあるインディ・アーティストであり、世界への進出を狙っている。 メンバーは; アンドリュー・カヴァナフ(vo) アンドリュー・グローバー(g) ジミ・ロック(b) ハリー・サリバン(ds) *カタログ番号:R920009 *直輸入盤 *収録曲 <SIDE A> 1. あなたにすべてを(Somebody to Love) 2. セ・ラ・ヴィ(C’est la vie) 3. ボクじゃない(I’m Not Me Without You) 4. ドント・レット・ミー・ダウン(Don’t Let Me Down) 5. オーディナリー・スーパーヒーロー(Ordinary Superhero) <SIDE B> 1. どうやって此処へ?(How Did We Get Here?) 2. 何を待つ(What Are We Waiting For) 3. 身にまとう愛(Wear Your Love) 4. これぞ傷心(This Is Heratbreak) 5. 血と汗と涙(Blood, Sweat and Tears) <SHIGE’S VOICE> タイトルは一種の撞着かな?「スーパーヒーロー」は絶対に「普通」じゃありませんから。 パッと収録された曲を見ると親しみやすい題名がチラホラ。 正直、私の人生ですすんで聴いたりすることのないタイプの音楽だけど、聴いていてとても気持がいいんだわ~。 しかし、この手の音楽をストリートで演っていたとはにわかには信じられないな。 このバンドも2019年の『Marshall Live』で拝見したが、まぁ、歌がうまいんだわ。若いバンドが出演する中、落ち着いた大人の雰囲気で異彩を放っていたのが印象的だった。 Marshall Recordsのすそ野の広さを見せてくれるようなバンド。
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<CD> ノー・ヴァケーション/ザ・ボトム・ライン NO VACATION / THE BOTTOM LINE
¥1,500
元気、快活、希望溢れる日々…楽しく、エネルギーに満ち満ちたイギリスのサウス・コーストからやって来たバンドがTHE BOTTOM LINE。シンプル・プラン、オール・タイム・ロー、Sum41の影響を受けたポップ・パンク・リバイバルの旗手だ。結成2年目にロメシュ・ドゥダンゴウダをプロデューサーに迎えて制作したアルバム『ノー・ヴァケーション(No Vacation)』は大きな賞賛を浴び、PVMNTS、ザ・レッド・ジャンプスーツ・アパラタス、ゼブラヘッドらとのツアーを実現させ、またダウン・フェスティバル、2000 トゥリーズ、テディ・ロックスといったフェスティバルへの出演へ導いた。 自らを「パンクロックのゴキブリ」と称する彼らは何とも説明のしようがない力によって直面する数々の障壁を乗り越えて来た。「ハーベイ」台風のさなかのテキサス到着、移動中の砂漠での車の故障、中国での地震の体験等々。どんな苦難の中でも楽しむことができることをThe Bottom Lineは何度も繰り返し証明して見せてくれたのだ。 メンバーは; カラム・エイミーズ(vo/g) トム・ニュートン(g) マックス・エリス(b) マット・ビッカー(ds) *カタログ番号:R910019 *直輸入盤、デジパック仕様 *収録曲 1. リーズンズ(Reasons) 2. シー・メイクス・ミー(She Makes me) 3. オーバー・アンド・オーバー(Over and Over) 4. 悪い知らせ(Bad News) 5. 定められた運命(Doomed) 6. ゴーン(Gone) 7. あの映画のように(Like the Movie) 8. エヴリシング(Everything) 9. カリフォルニア(California) 10. イン・ユア・メモリー(In Your Memory) <SHIGE’S VOICE> こういうのは「ポップ・パンク」っていうのかな?とにかくパンク!何しろ明るい! 最初のギターのオクターブと歌声を一聴すればもう全部わかっちゃう…つまり「音楽の爆発感」。コレがいい。 ストレートにブッ飛ばすばかりでなく、「定められた運命(Doomed)」や「イン・ユア・メモリー(In Your Memory)」のような、やや落ち着いた曲がなかなかに味わい深ったりもするのがオモシロイところ。 「あの映画のように(Like the Movie)」なんて曲もドラマ性に富んでいてとても魅力的だ。 日本のこの手のバンドとは、ナンカこうサウンドの成り立ちというのか、バンドの鳴り方というのか、違うんだよね。本人たちが望んでいるのかどうかは知らないが、やはりどこかしら伝統のブリティッシュ・ロックと地続きになっている印象を与えてくれるのだ。 しかし「パンクロックのゴキブリ(Cockroaches of punk rock)」って…。確かにシブとい感じはするな…。
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<CD> エクリプス / レイニング・デイズ ECLIPSE / REIGNING DAYS
¥1,500
デボンシャーのトリオ、REIGNING DAYSはMarshall Recordsの発足とともにデビュー・アルバム『エクリプス(Eclipse)』を発表。アルバムに収録された「エンパイア(Empire)」、「フレンドリー・ファイア(Friendly Fire)」、「裏切り者(Renegade)」等のシングルが大きな評判を呼び、その後の「グラヴィティ(Gravity)」はラジオXやプラネット・ロックでフィーチュアされ、ケラング!のトップ20に食い込んだ。 そうしてブレイクの兆しを見せたReigning Daysではあったが、2019年に惜しまれつつ解散してしまった。 『Eclipse』は英気あふれるいちブリティッシュ・バンドの唯一の記録となったしまった。 メンバーは; ダン・スティア(vo/g) ジョニー・フィニス(g)n Steer, Lead Vocal / Guitar ジョー・サンサム(ds) *カタログ番号:R910008 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. 帝国(Empire) 2. 重力(Gravity) 3. 化学(Chemical) 4. フレンドリー・ファイア(Friendly Fire) 5. オオカミ少年(Boy Who Cried Wolf) 6. マイ・スイート・ラヴ(My Sweet Love) 7. 王位(Thrones) 8. 欲望(All I Wanna Do) 9. クレイジー・ホースCrazy Horse 10. インヘイラー(Inhaler) 11. 裏切り者(Renegade) 12. ドゥ・ユー・フィール(Do You Feel) 13. 自爆(Self Destruct) 14. 未来の響き(Sound of the Future) <Shige’s Voice> 私はMarshall Blogに「今の日本の若い人たちはもっと昔のロックを聴いて、今に生きる自分たちの感性を注ぎ込んで自分たちだけの音楽を作るべきだ」なんてエラそうなことをよく書くんだけど、このバンドはそれのひとつの理想形のような気がする。 ブルースの模倣で始まったロックという音楽はいつの時代もそうやって進化して来たワケだから。 Reigning Daysの音楽は70年代のロックに育った私なんかにはなつかしくもあり、新しくもあり…。 すごくいいと思ったんだけどアッという間に解散しちゃった。 やっぱり今の人たち…ということか? このアルバムはそんなReigning Daysがこの世に残したたったひとつの形見であり、 Marshall Recordsからでしか手に入らない音楽の宝物だ。
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<LP> エクリプス / レイニング・デイズ ECLIPSE / REIGNING DAYS
¥2,700
デボンシャーのトリオ、REIGNING DAYSはMarshall Recordsの発足とともにデビュー・アルバム『エクリプス(Eclipse)』を発表。アルバムに収録された「エンパイア(Empire)」、「フレンドリー・ファイア(Friendly Fire)」、「裏切り者(Renegade)」等のシングルが大きな評判を呼び、その後の「グラヴィティ(Gravity)」はラジオXやプラネット・ロックでフィーチュアされ、ケラング!のトップ20に食い込んだ。 そうしてブレイクの兆しを見せたReigning Daysではあったが、2019年に惜しまれつつ解散してしまった。 『Eclipse』は英気あふれるいちブリティッシュ・バンドの唯一の記録となったしまった。 メンバーは; ダン・スティア(vo/g) ジョニー・フィニス(g)n Steer, Lead Vocal / Guitar ジョー・サンサム(ds) *カタログ番号:R910008 *直輸入盤 *デジパック仕様 *収録曲 1. 帝国(Empire) 2. 重力(Gravity) 3. 化学(Chemical) 4. フレンドリー・ファイア(Friendly Fire) 5. オオカミ少年(Boy Who Cried Wolf) 6. マイ・スイート・ラヴ(My Sweet Love) 7. 王位(Thrones) 8. 欲望(All I Wanna Do) 9. クレイジー・ホースCrazy Horse 10. インヘイラー(Inhaler) 11. 裏切り者(Renegade) 12. ドゥ・ユー・フィール(Do You Feel) 13. 自爆(Self Destruct) 14. 未来の響き(Sound of the Future) <Shige’s Voice> 私はMarshall Blogに「今の日本の若い人たちはもっと昔のロックを聴いて、今に生きる自分たちの感性を注ぎ込んで自分たちだけの音楽を作るべきだ」なんてエラそうなことをよく書くんだけど、このバンドはそれのひとつの理想形のような気がする。 ブルースの模倣で始まったロックという音楽はいつの時代もそうやって進化して来たワケだから。 Reigning Daysの音楽は70年代のロックに育った私なんかにはなつかしくもあり、新しくもあり…。 すごくいいと思ったんだけどアッという間に解散しちゃった。 やっぱり今の人たち…ということか? このアルバムはそんなReigning Daysがこの世に残したたったひとつの形見であり、 Marshall Recordsからでしか手に入らない音楽の宝物だ。